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2018.06.17 不動産投資で得られる収益は「不労」所得なのか?

「不労所得」とは言うけれど…

そもそも「不労所得」とは

不労所得とは労働しないで得る所得のことをいいます。具体的には銀行の預金から生じる利息や株式から得られる配当、不動産投資から生じる家賃などのことを指します。労働の対価としての所得と対になる概念になっています。

不動産投資によって得られる収益は「不労所得」?

言葉の定義では不動産投資によって得られる収益は「不労所得」という位置づけになっています。しかし、本当に全く苦労しないで不動産投資で利益を得ることはできるのでしょうか?

不動産投資につきまとう「労力」

家賃収入は「不労所得」との位置づけですが、本当に苦労せずに不動産投資で利益を上げることは可能なのでしょうか。ここでは、不動産投資を分析することで不動産投資に必要なことを考えていくことで、その答えを探ってみましょう。

不動産投資に必要不可欠な「学習」

不動産投資に必要不可欠な「学習」は下記のような学習が必要になります。

・基礎的な簿記知識

不動産投資は他の投資と違って「事業」という側面があります。事業にかかる費用や収益をはっきりさせることで、不動産投資に対する将来像を描きやすくなります

・簡単な税務知識

不動産投資による節税効果を享受するために、簡単な税務知識も必要になります

・ローンに関する知識

不動産投資はローンで資金を賄うため、上手くローンを活用できる知識が必要です

・不動産物件に関する知識

不動産の価値は立地条件や建物の構造、利回りなどで決定されています。自分で投資対象を「妥当な」価格であると判断することができる知識が必要です

・経営者としての資質

これが一番重要な知識になります。経営者としての視点で不動産投資に取り組めるのか?

経営者としての知識は経験則が一番重要になります。ですから、投資初心者は経験豊かなパートナーを見つけることが不動産投資の成功のカギになります。

 

「信用」を得るためのプロセス

不動産投資で重要なファクターに「信用」があります。ローンの査定でも自分自身の持っている個人の信用情報が重要視されます。こういった情報は一朝一夕で得られるものではありません。

長い間培ってきた、学歴・職歴などが評価されます。そういった評価は人生の積み重ねでしか得ることのできない、かけがえのない財産なのです。

 

完全なる「不労」ではないが、ポイントさえ押さえれば誰でも成果を見込める

「何もせずに楽して儲かります!!」という文言に踊らされ、不動産投資に足を踏み入れれば当然しっぺ返しがあります。不動産投資で重要なことは投資家個人の持っている能力そのものです。

例えば…「着けているだけで痩せる健康器具」vs「最新科学に基づいたトレーニングメソッド」。あなたはどちらを信じたいと思えますか?

根拠のない宣伝文句では、どの世界でも食い物にされるだけです。確固たる実力をつけた投資家がどの世界でも勝利者になるのです。

正しい知識を身に着け、不動産投資でも勝利者になれるよう、日々精進していきましょう。