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2018.07.13 住み心地を伝える「モデルルーム」の重要性

部屋の内覧に行ったとき、何をチェックしますか? 水回りやバス・トイレはもちろんのこと「部屋の住み心地」も大事なチェック・ポイントですよね。
モデルルームを作ることは、住み心地の想像しやすさに繋がります。今回はモデルルームとマンション投資の利回りの関係を考えていきましょう。

 

モデルルームを作ることで利回りが上がった事例

例 心斎橋マンション21軒
アメリカ村の近くなので、来訪者層(主に若者)やアメリカ村の店舗スタッフが入居するような部屋造りを意識
ユニットバス(浴室) トイレと分離して大きな浴室に
ユニットバス(トイレ) インターバスを使用
ミニキッチン キッチンは下の流し台の土台だけをメーカー物を使い、扉は別注で作成。
低い天井 天井を解体し天井高を(2M45㎝)まであげる

出典:週刊全国賃貸住宅新聞 2006年2月6日 No. 705
http://www.uptoup.com/press/p03.html?KeepThis=true&TB_iframe=true&width=610&height=500#kiji-1

この事例はまずモデルルームを作っています。およそ70組100人以上がモデルルームを訪れたそうです。現在は満室の状態、空室が出ても2週間以内に入居が決まるという人気物件になっています。

≪モデルルームを作るメリット≫
・実際住んだ時の住み心地が分かりやすい
・部屋をインテリアコーディネートするときのお手本になる
・空室対策になる

モデルルームを作ることのコストパフォーマンス

モデルルームを作ることで空室リスクを低下することが可能であることが分かりました。しかし、モデルルームを作ることにはコストがかかります。モデルルームを作ることで、コストに見合う利回りを追求することができるのでしょうか?
上記のケースでは、マンション21件をインテリアコーディネートするために、1軒あたり125万円の工事費用が掛かっています。これで賃料が年間平均で336,000円アップしていますので、利回りアップ率は336,000円 / 125万円 = 26.88%。この数字を維持できれば、およそ3.7年でリフォーム費用を回収でき、その後も物件価値の上昇効果を得られ続ける計算となります。
また、モデルルームを作ることで、空き部屋が2週間で埋まる人気物件になっているとのこと。モデルルームを作るコスト以上に見合った利回りアップ効果が得られた事例として参考になります。

モデルルームを作るコストを削減しよう

とはいえ、モデルルームにお金をかけすぎた場合は利回りが落ちてしまうことになります。どうすればコストを削減することができるのでしょうか?

・メーカー品は使わない
・メーカーにお任せ発注をしない
・できれば、地元の職人さんに直接工事を依頼する

こういった点に注意していけば、モデルルームを作るコストを大幅に削減することができます。

モデルルームを作る際のポイントをプロがアドバイス

モデルルームを作るにあたって一番重要な点は、信頼できるインテリアコーディネーターと相談をすることです。
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