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2018.07.15 倉庫の持つポテンシャル解説。投資物件としての魅力と注意点とは?

近年「倉庫」の対する投資的な需要が高まってきています。理由はマンションと比較して低コストで高利回りであることがあげられます。今回はこの「倉庫」の新たな利用方法を考えていきたいと思います。

倉庫から見える不動産投資の『新たな可能性』

倉庫とはいわば「ただの箱」です。中を改装すれば、おしゃれなカフェにでも、学習塾にも生まれ変わることができます。「ただの箱」であるからこそ、倉庫投資にはマンション投資に必要な手間やコストがかからないことが魅力です。なぜなら倉庫にはエアコンも給湯器も壁紙も水回りも、何も施す必要がないからです。

屋根付きの広い空間である倉庫はまさに「魔法の箱」。なににでも変身することができます。それが、倉庫投資の醍醐味といえましょう。

バスケットコートやカフェにも。倉庫の空間なら何でも出来る。

実際倉庫はどのように活用できるのでしょうか?具体的な事例をあげながら活用方法を見いだしていきましょう。

バスケットコートなどのスポーツ施設に

天井が高く、面積の広い倉庫はいうなれば体育館のようなものです。ですから、バスケットコートはもちろんのこと、テニスコートや、今流行のボルダリングジムなど、様々なスポーツ施設にすることができます。

複合アミューズメント施設

倉庫の空間を区切ることで、例えば「屋台村」のようなイメージでテナントに貸し出すことも可能です。お客さんは移動の手間もなく、多種多様な食事やお酒を楽しむことができます。

バンドの生演奏付きのバーやライブ会場

倉庫は駅前の繁華街ではなく、立地上少し不便な場所に立っている場合が多くなっています。ですから、「騒音」を気にする必要性が小さい物件も存在します。バンドの生演奏が聞けるバーや、ライブ会場といったアイデアも有り得ます。

自動車販売店のショールーム

倉庫には無駄な柱がないため、自由に自動車を並べることができます。ですから、自動車販売店のショールームにピッタリの物件です。

このように、倉庫には非常に高いポテンシャルがあります。アイディア次第では倉庫を活用して最先端のビジネスを展開していくことも可能。投資初心者であっても、ゆくゆくの可能性として抑えておくべき選択肢の一つです。

投資物件としての倉庫の注意点

初期の建設費用が通常の建物の半分である倉庫は初期費用が安くて済む投資物件だといえます。しかも、建物は「箱」ですのでメンテナンス費用もマンションと比較して段違いに安く済むというメリットもあります。加えて、入居者が自由に内装を設計し改良・修繕を行うため、基本的に事業が継続している間は契約が継続しやすいという特徴があります。ですから、軌道に乗れば高利回りの優良物件になります。

しかし、何事にもデメリットが存在することも確かです。入居者の事業が突然倒産した場合、撤去費用はオーナー持ちになってしまうなど、リスクが発生した場合その被害額が高額になることも考えられますので注意が必要です。