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2018.08.13 不動産投資はまだ先でいいや、と考える人が知っておきたい3つのこと

「いずれは不動産投資したいけれども今はまだいい」と考えている人は少なくないと思います。不動産投資の目的は、大きく分けると「家賃収入を継続して得ること」、「売却して利益を得ること」、「どんどん物件を増やして事業を拡大すること」という、3つに分かれます。

まずは何を目的に置くかを考えましょう。そして、まだ不動産投資は先で良いと思う人は、いずれの目的であっても「やるべきこと」は同じです。今回は、その「やるべきこと」を3つに分けて解説していきます。

毎日物件を見続けることは買わなくても大事

1つ目は、サイトなどで毎日物件を見続けることです。新しい物件はどんどん出てきます。株式投資などほかの投資でも同じことが言えますが、投資商品を見続けることは「良い商品(物件)」を見極める上で非常に重要です。

世の中には「相場」があり、それは不動産投資でも同じです。相場価格、相場利回り、管理費の相場価格、修繕費の相場価格・・・など、相場を把握していないとお得かどうかの判断ができません。毎日物件を見ることは、相場金額を頭に入れることにもなるのです。

投資用不動産を扱っている営業マンは、大抵の場合で相場金額を把握しています。なぜなら、常に物件をチェックして、市場をウォッチングしているからです。それと同じことをすれば、自ずと営業マンと同じような目を持てるというわけです。

ほかにも、たくさんの物件を見ることで、間取りの良し悪し、どの種類の物件が多いか、どのサイトから有益な情報得られるかなども分かってきます。これらの情報は儲かる物件を選ぶには大切なことです。

 

不動産会社と仲良くなること

2つ目は不動産会社と仲良くなることです。情報収集をする過程で、気になる物件があれば不動産会社に問い合わせてみましょう。時間があるなら、直接会いに行き話を聞くのもおすすめです。というのも、不動産会社は非公開物件を保有しており、その情報は中々出してくれないからです。

いわゆる「掘り出し物」と言われる物件は、サイトやチラシで大々的に広告することはありません。なぜなら、掘り出し物の物件は誰もが飛びつく物件なので、信頼できる相手におすすめしたいからです。もし、広告を出して、知らない人が申込をしても、連続でキャンセルされれば「売れ残り物件」として市場に出ます。

そうすると、物件の価値が下がってしまうので、そのような事態を避けるために非公開物件にしているのです。後は、何物件も不動産を持っているオーナーにおすすめすることで、自社の信頼感を高め、その後の取引を有利にしたいという意図もあります。

不動産会社と会話をして、どのような物件をなぜ欲しいか?資金的に余裕があるか?どのくらい購入意欲があるか?を分かってもらえれば、このような非公開物件を紹介してもらいやすくなります。

常に売れ残っている物件があるということ

3つ目は、上述した点に付随しますが、サイトを確認したり、営業マンと仲良くなったりすると、常に売れ残っている物件があるということが分かってきます。売れ残っている物件には、以下のようにネガティブな理由があるものです。

・現地にネックがある

・空室が長く続いている

・建物の老朽化がひどい

これらは、サイトを毎日見続けることで、自分なりに原因を予測できます。そうすると、いざ物件を購入するときに避けるべき物件が分かってくるのです。逆にいうと、売れ残っていたとしても「ネガティブな原因」がなければ掘り出し物と言えます。その見極めにもつながるというわけです。

これら3点は、今すぐに不動産投資をしない人でも、将来的に不動産投資をしようと思っている人は必ずやっておきましょう。